難病治療に

|セリ科シシウド属の日本特有の薬草・日本山人参についての説明です。


日本山人参とは


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日本山人参とは、日本にのみ生息しているセリ科シシウド属の植物で、九州、四国、中国地方に生育しています。

日本山人参の根は朝鮮人参(高麗人参)に似ており、薬効成分も似ていることから日本山人参と名づけられました。

しかし、唯一つの大きな違いは朝鮮人参には血圧を上昇させる効果がありますが、日本山人参には血圧を下げる作用があることです。

日本山人参には、イヌトウキ(犬当帰:Angelica shikokiana)とヒュウガトウキ(日向当季:Angelica tenuisecta var. furcijuga)の2種類があります。

イヌトウキもヒュウガトウキもセリ科の植物でとても似通っていますが生育環境が違い、イヌトウキはおもに和歌山や四国、ヒュウガトウキは宮崎や大分、熊本の県境に自生しています。

イヌトウキが変化したものがヒョウガトウキであるとか、日本山人参の原種がヒョウガトウキであるなど諸説あります。

薬草として利用されていた日本山人参は研究の結果ヒュウガトウキであることが判っています。

日本山人参は薬効成分を多く含み、その効果・効能の高さから「神の草」として江戸時代に薩摩藩の霧島地方の領民が栽培していました。

それどころか薩摩藩島津氏の言い伝えによると日本山人参は「秘草」であったとされています。

このような薬効成分の高さから日本山人参は乱獲されましたが、一部の地域住民が密かに守っていました。

今では日本山人参の持つ効果・効能が注目され、愛媛大学医学部など多くの研究グループによって、日本山人参に関する研究成果が和漢医薬学会や日本生薬学会などで発表されています。

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